
劇場版 [編集]『エスカフローネ』(Escaflowne)。2000年8月24日公開。サンライズが韓国企業との初の正式製作&出資で作られた日韓米合作アニメーション映画。TVシリーズが韓国CATVで高視聴率を取り韓国側からのオファーで映画化が実現した。製作総予算は3億円。設定、ストーリーを大幅に変更した完全な新作映画として製作された。日本では一般公開ではなくシネマコンプレックス企業と組む変則的な公開だったため興行収益が振るわなかったが、その後本格的なアニメーション映画として各国で公開された。主要スタッフはテレビ版と同じだが、ストーリーや設定は大幅に変更されており、声優も一部入れ替えられた。
ストーリー [編集]生きる理由を見失っていた女子高生のひとみは、ある日異世界ガイアへと連れて行かれ翼の神と呼ばれるようになった。黒竜族と戦うアレン率いるアバハラキの一団と同行する事になったひとみは、黒竜族の総帥フォルケンの弟であり、竜の鎧エスカフローネを動かせる竜族の末裔バァンという青年と出会い惹かれるようになる。
主な変更点 [編集]テレビ版と違い、ひとみは陸上をやめ、自分の存在意義を見出せずにいた。そこにフォルケンが現れ、エスカフローネをよみがえらせる「翼の神」としてガイアに召喚される。
バァンとフォルケンは「竜族」(竜神人のような白い翼を持つ)の王の子。フォルケンは自分ではなく弟に「王の印」が現れたために一族を抜け、「黒竜族」の軍隊を率いて一族を滅ぼし、ガイアそのものを消し去ろうとする。
アレンやミラーナは黒竜軍に国を滅ぼされたものたちが結成したレジスタンス「アバハラキ」のメンバーとして登場。バァンとメルルもそこに身を置いている。
ディランドゥは、フォルケンによって拾われた竜族の血を引く少年という設定。
竜族のバァン、フォルケン、ディランドゥの3人は魔導力なる超能力が使える。
ガイメレフは生物的なデザインへとアレンジされている。古代の遺物であり新たに製造することは出来ず、「竜の鎧」としてエスカフローネとアルセイデスの2機しか登場しない。また操縦には魔導力が必要である。
スタッフ [編集]原作:矢立肇、河森正治
脚本:山口亮太、赤根和樹
キャラクターデザイン&アニメーションディレクター:結城信輝
メカニカルデザイン:山根公利
甲冑デザイン協力:出渕裕
演出:武井良幸
作画監督:逢坂浩司、曽根宏紀、川元利浩、小森高博、斎藤恒徳、横山彰利
メカニカル作画監督:佐野浩敏、杉浦幸次
セットデザイン:武半慎吾、佐山善則
美術監督:東潤一
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:桶田一展
編集:山森重之
音響監督:亀山俊樹
音楽:菅野よう子、溝口肇
プロデューサー:植田益朗、高梨実、南雅彦、横浜豊行
アニメーション制作:BONES
制作:サンライズ
製作:サンライズ・バンダイビジュアル
製作協力::BONES
配給:オメガ・プロジェクト
監督:赤根和樹
主題歌 [編集]主題歌『指輪』
作詞:岩里祐穂 作・編曲:菅野よう子 歌:坂本真綾
挿入歌『SORA』
作詞:Gabriela Robin 作・編曲:菅野よう子 歌:Shanti Snyder
挿入歌『SORA -酒場にて』
作詞:Gabriela Robin 作・編曲:菅野よう子 歌:Midori
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